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一般社団法人 日本深圳総商会

Shenzhen × Japan — 2026.08.07

深圳空港のAPEC地域からの外国人客、1〜7月に32%増

深圳空港の出入国審査所は8月7日、2026年1〜7月にAPEC加盟エコノミーからの外国人旅客が延べ85万人と前年同期比32%増え、過去最高になったと発表しました。11月に深圳で開かれるAPEC首脳会議を前に、国際交流の動きが活発になっています。

概要

深圳空港出入国境検査所(深圳机场边检站)は2026年8月7日、2026年1〜7月に深圳空港の出入国口岸を利用したAPEC加盟エコノミーの外国人旅客が延べ85万人に達し、前年同期比32%増となったと発表しました。これは同空港を利用した外国人旅客の8割近くを占め、同期として過去最高です。

同期間に深圳空港を出入国した外国人旅客は延べ110万人(32%増)で、190の国・地域にわたり、こちらも同期の過去最高を記録しました。中国新聞社が同日報じました。

背景

深圳では2026年11月18〜19日に第33回APEC首脳会議(非公式首脳会議)が開催される予定で、テーマは「アジア太平洋共同体を築き、共に繁栄する」とされています。2026年は中国がAPECの議長を務める年で、各種閣僚会合や関連行事が国内各地で開かれてきました。

報道は、外国人旅客の増加の背景として、中国のビザ免除対象国の拡大や、海外での中国旅行のプロモーションを挙げています。なお、日本国籍者については、2024年11月から短期滞在のビザ免除措置が実施されています。

また前日の8月6日からは、APEC開催を前に深圳の文化面の発展を紹介する3日間のメディア取材ツアー「相約深圳 見証奇跡」が始まり、2026年5月30日に開館して来館者が25万人を超えた深圳国際美術館や、6Gや脳科学、人型ロボットなどの展示を持つ深圳科学技術館などが紹介されました。科学技術館の展示品は950点に上り、深圳が重点育成する「20+8」産業クラスターに対応した内容となっています。また、深圳歌舞劇院のオリジナル舞踊劇『詠春』は、APEC「中国年」関連行事として7月31日と8月1日に韓国・安東で上演されてチケットが即日完売し、首脳会議の期間中には深圳でも上演される予定とされています。

主なポイント

  • APEC地域からの旅客:1〜7月に延べ85万人、32%増、外国人旅客の8割近く。
  • 外国人旅客全体:延べ110万人、32%増、190の国・地域。
  • 主な出身地:韓国、マレーシア、シンガポール、ロシアなどが上位。
  • 航空ネットワーク:深圳空港は15のAPECエコノミーと旅客直行便で結ばれており、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシアへの路線追加を経て、APECエコノミーとの間で週300便超の運航を計画しています。
  • 受け入れ体制:旅客の区分に応じた審査、多言語の案内を備えたオンライン入国カードの最適化、スマート翻訳機の増設などで、円滑な通関を図っています。
  • 旅行者の声:シンガポールからの旅客は入国手続きが5分以内で終わったと話し、7月31日にAPEC林業担当閣僚会合に出席したベトナムからの参加者も、手続きが迅速だったと述べています。

日本・深圳の交流への意味

日本もAPECの加盟エコノミーの一つであり、首脳会議の開催地となる深圳への国際的な関心は今後さらに高まるとみられます。今回の発表では日本からの旅客数は示されていませんが、出入国手続きの円滑化や多言語対応の強化は、ビジネスや観光で深圳を訪れる日本人にとっても利便性の向上につながると考えられます。

国際会議の開催に向けて、交通、宿泊、多言語サービスなどの受け入れ環境が整備されることで、日本企業の視察や商談、文化・青少年交流の機会が広がることにも期待が寄せられています。航空路線の拡充が日本との路線にどのように波及するかについても、今後の動向が注目されます。文化面でも、美術館や科学技術館などの新たな施設は、日本からの旅行者や交流団が深圳を知る新しい窓口になるとみられます。

今後の見通し

8月10日には首脳会議まで100日となり、深圳では空港での入国者向け総合サービスセンターの開設など、準備が本格化しています。首脳会議の具体的な議題や関連行事の詳細は、今後の発表が待たれます。

促進会より

当会は、APEC首脳会議に向けた深圳の動きや国際交流の状況を引き続き注視してまいります。日本と深圳の人的交流が一層深まるよう、情報提供と交流の場づくりに努めてまいります。

本記事は公開情報をもとに作成した参考情報です。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。

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