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一般社団法人 日本深圳総商会

Shenzhen × Japan — 2026.01.04

深圳宝安空港、2025年の旅客6,600万人・貨物205万トンで過去最高

深圳宝安国際空港の2025年の旅客数は前年比8%増の6,600万人、貨物・郵便取扱量は9%増の205万トンとなり、いずれも過去最高を記録しました。国際・地域線の旅客数も630万人超と最高を更新し、2025年には東京線を含む約30の国際路線が新設・増便されました。

概要

深圳の英字紙「Shenzhen Daily」が2026年1月4日に伝えたところによると、深圳宝安国際空港の2025年の旅客数は前年比8%増の6,600万人、貨物・郵便取扱量は同9%増の205万トンとなり、いずれも過去最高を記録しました。国際・地域線の貨物・郵便取扱量は100万トンを超え、年間の国際輸出入貨物が100万トンを上回った中国本土の空港としては3番目となりました。

国際・地域線の旅客数も630万人を超え、過去最高を更新しました。2025年には国際・地域線の旅客・貨物路線を47路線新設・増便し、運航中の国際・地域路線は旅客・貨物合わせて104路線となっています。

背景

深圳市政府の発表(12月26日)によると、深圳空港の国際・地域旅客路線は61路線と過去最多に達しました。2025年にはメキシコシティ、マレ、東京、ドバイなど30近くの国際旅客路線が新設・増便され、ネットワークは5大陸61都市に広がっています。12月には深圳航空による深圳―メルボルン直行便(週3往復)も就航し、オセアニアへの直行路線は3路線目となりました。12月21日時点の国際・地域線旅客数は615万人で、前年同期比23%増でした。

中国が試行している一方的なビザ免除措置の対象国のうち、深圳空港は13カ国と直行便で結ばれており、対象国全体の約3割に当たります。2025年1〜11月の外国人の出入国者数は前年同期比44%増、ビザ免除による入国者数は133%増と大きく伸びました。

一方、日中間の航空便をめぐっては、航空データ会社「航班管家(DAST)」の集計として、2025年12月23日から2026年1月5日までの期間に日中間の46路線で全便が欠航となる見込みと12月22日に報じられました。対象となる中国側26都市には深圳も含まれていますが、深圳発着路線の具体的な便数は明らかにされていません。

主なポイント

項目2025年実績
旅客数6,600万人(8%増、過去最高)
貨物・郵便取扱量205万トン(9%増、過去最高)
国際・地域線貨物100万トン超
国際・地域線旅客630万人超(過去最高)
国際・地域路線(旅客・貨物)104路線、うち47路線を新設・増便
  • 外国人向けサービス:外国人旅客サービスセンターで決済、交通、観光、通信の手続きを一括で支援し、100以上の言語に対応するAI翻訳機も導入しました。
  • 物流機能:ベトナム・ハノイに初の海外前置倉庫を開設したほか、24時間通関に対応した中国初の国際貨物ターミナルを稼働させました。
  • 国際連携:英エディンバラ空港、カタール・ドーハ空港と友好空港関係を結び、海外の友好空港は7カ所となりました。新たにエミレーツ航空、モルディブ航空も乗り入れています。

日本・深圳の交流への意味

深圳空港の国際線網の拡大や外国人向けサービスの充実は、日本から深圳を訪れるビジネス関係者や旅行者にとって利便性の向上につながるとみられます。2025年に東京線が新設・増便の対象に含まれたことも、両地域を結ぶ交通の選択肢を広げる動きといえます。

また、国際貨物の取扱量が100万トンを超え、24時間通関にも対応したことで、深圳を経由する電子部品や越境EC商品の物流の効率化にも注目が集まっています。一方、日中間の航空便には年末年始に大規模な欠航が生じており、今後の運航状況が両地域の往来にどう影響するかが注視されています。

今後の見通し

深圳空港は国際・地域路線網の拡充を進めていますが、日本路線を含む2026年の具体的な運航計画については、現時点では詳細は示されていません。日中間路線の運航再開の時期についても、明らかになっていません。

促進会より

当会は、日本と深圳を結ぶ航空・物流の動向を引き続き注視してまいります。両地域の人と企業の往来に役立つ情報の提供に努めてまいります。

本記事は公開情報をもとに作成した参考情報です。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。

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