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一般社団法人 日本深圳総商会

Shenzhen × Japan — 2025.09.10

深圳で中国国際光電博覧会が開幕 3,827社出展、日本館も設置

第26回中国国際光電博覧会(CIOE 2025)が2025年9月10日から12日まで深圳国際会展中心で開かれました。展示面積は24万平方メートル、出展者は3,827社、専門来場者は前年比18%増の14万3,645人でした。日本を含む7つの国・地域館が設けられ、京セラなど日本企業も出展しました。

概要

第26回中国国際光電博覧会(CIOE 2025)が、2025年9月10日から12日までの3日間、深圳市宝安区の深圳国際会展中心で開催されました。主催者が公表した報告書によると、展示面積は24万平方メートルで、33の国・地域から3,827社が出展しました。会期中の専門来場者は14万3,645人で、前年の12万1,458人から18%増加しました。海外からの来場者は97の国・地域から6,108人に上りました。米国、カナダ、日本、韓国、ドイツ、デンマーク、スイスの7つの国・地域館が設けられ、日本企業では京セラなどが出展しました。

背景

CIOEは光通信や光学、レーザー、ディスプレーなど光電子分野の総合展示会として深圳で毎年開かれており、今回で26回目となります。データセンターの拡大や生成AIの普及に伴い、高速光通信部品の需要が世界的に高まるなか、光電子産業は半導体と並んで注目を集める分野となっています。深圳は電子機器の製造とサプライチェーンが集積する都市として知られ、部品メーカーや装置メーカーにとって重要な商談の場となっています。今回は初めて、深圳国際半導体展示会(SEMI-e 2025)との同時開催となり、光電子産業と半導体産業の融合を打ち出しました。

主なポイント

  • 規模:展示面積24万平方メートル、出展者3,827社、出展ブランド6,750(うち海外ブランド2,378)。
  • 来場者:専門来場者14万3,645人(前年比18%増)、延べ来場者数28万4,124人、来場団体955、海外来場者6,108人。
  • 8つの主要分野:情報通信、精密光学、レーザー・インテリジェント製造、赤外線、インテリジェントセンシング、ディスプレー、AR/VR、フォトニクス・イノベーション。
  • テーマ館:車載光通信、内視鏡イメージング、望遠鏡・天文機器、ヒューマノイドロボット、医療用レーザーなど10のテーマ館を設置。
  • 関連行事:90の会議・イベントを同時開催。

日本企業の出展例として、京セラは12号館のブースで、光通信用と光源センシング用のパッケージ製品を紹介しました。報道によると、64GBaudに対応した量産向けの高速パッケージや128GBaud以上に対応するパッケージ、データセンター間接続向けの多層窒化アルミニウム(AlN)基板、シリコンフォトニクス向けのLTCC基板などを展示し、120GHz帯の高周波特性を持つパッケージでの技術的進展も示しました。また、主催者の報告書では、日本は主な来場者の国の一つとして挙げられています。

日本・深圳の交流への意味

高速光通信やセンシングの分野では、日本企業が材料や精密部品で強みを持つ一方、深圳を含む中国華南には光モジュールや機器を手がけるメーカーが多く集まっています。今回のように日本の部品メーカーが深圳の展示会で新製品を紹介することは、現地の顧客との接点を広げる機会になっているとみられます。また、深圳側の企業にとっても、日本の素材・部品技術に直接触れられる場として意義があると考えられます。AIやデータセンター関連の需要拡大を背景に、日本と深圳の企業の間で、部品供給や共同開発といった協業の可能性に注目が集まっています。さらに、今回は半導体展示会との同時開催となったことで、光電子と半導体の双方に関わる日本の素材・装置メーカーにとっても、一度の訪問で幅広い顧客層と接点を持てる場になったとみられます。

今後の見通し

主催者は次回の展示会を引き続き深圳で開く方針を示しており、報告書では出展者の多くが次回も出展する意向を示したとしています。日本企業の参加規模が今後どのように推移するかは、現時点では明らかになっていません。

促進会より

深圳で開かれる国際展示会は、日本と深圳の企業が直接出会う貴重な機会です。当会はこうした産業交流の動きを引き続き注視し、両地域の企業が情報を交換し、協力の可能性を探るための場づくりに今後も努めてまいります。

本記事は公開情報をもとに作成した参考情報です。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。

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